【茨城県】戸建の防犯性をあげる5つのポイント
茨城県警察が公表している住宅侵入窃盗事件発生状況によると、令和3年中に1,107件の住宅侵入窃盗が発生しています。
しかも住宅侵入窃盗の人口 10 万人当たりの認知件数(犯罪率)は、 38.6 件で全国ワースト 2 位 (1 位 福井 40.8 件)、全国平均値(13.7 件)の約3倍となっています。
参考:茨城県警察本部生活安全総務課
どうすれば泥棒に入られにくい家にできるのか。
今回は5つのポイントをご紹介します。
戸建の防犯性をあげる5つのポイント
時間
泥棒は侵入行為をする際に、なるべく短時間で実行しようとします。
それは人目につくリスクを最小限にするためです。
のんびり犯行するリスクは取りませんよね。
そのため泥棒が侵入できるまでの時間を伸ばすことは効果的です。
戸建住宅への侵入箇所として多いのは、”窓”です。5割以上が窓から侵入されています。(※参照:令和3年警察庁「令和2年の犯罪情勢」)
そのため窓をしっかり戸締りすることも大切ですが、窓自体を突破されにくい防犯ガラスにすることは非常に効果的であると言えます。
防犯ガラスの特徴は、突破されるまでの時間の長さです。
通常のフロートガラスの場合、数秒で突破されるため防犯性能はないに等しいですが、防犯ガラスの場合は突破するまでに数分かかることから防犯効果がとても高くなります。
仮にパールを持った人が数分間にわたって窓を殴っていたら異変に気づかれやすいですよね。
音
泥棒は音に敏感です。
当たり前ですが、人に気づかれるような物音は立てたくありません。
原始的な方法では、番犬を飼われることがあります。
最近では”防犯砂利”というものがあります。
踏むととても大きな音が出ますので、窓のそばにこういったものを置いておくことで、不審者が侵入した際にも音で気づくことができます。
”防犯砂利”はアマゾンやホームセンターで数千円から購入できますので、気になる方は購入を検討しても良いかもしれません。
光
泥棒は人目につくことを嫌います。
そのため、人通りが少なく身を隠しやすい夜に犯行を行う場合があります。
夜間に玄関や勝手口や窓などの侵入される可能性のある場所に”センサーライト”をつけておくと効果的です。
夜間に何か侵入した際にとても強い光で発光するので、何か侵入するとセンサーライトの光で異変に気づきやすくなります。
人目
上記の光と多少被りますが、泥棒は人目を嫌います。
犯行をする際に顔を見られたくありません。
当たり前ですが、捕まるリスクが高くなりますよね。
そのため、防犯カメラの導入は効果的です。
最新の防犯カメラは、設置する位置や角度次第で、”人物の人相”や”車のナンバー”までくっきりと録画することが可能です。
個人的には、電池式やソーラー充電式でない防犯カメラをオススメします。
電池が切れていたり、雨の日だと録画できていない可能性があるためです。
せっかく導入するなら間違いなく録画できるものをオススメします。
また、録画機能のあるインターホンもオススメです。
泥棒は下見の際にインターホンで留守を確認することがあります。カメラ付きのインターホンであれば、顔が録画されることを恐れ、犯行を躊躇させる可能性もあります。
施錠
最後は非常にシンプルですが、施錠です。
戸館住宅での侵入手口で最も多いのは、”無締り”で、5割を超えています。
これは玄関だけでなく、窓や勝手口も含まれます。
(※参照:令和3年警察庁「令和2年の犯罪情勢」)
「ゴミ出しをするついでに、コンビニに行こう」
「この辺の家はみんな鍵をかけていないから大丈夫」
「犬の散歩に行くけど、換気したいから窓は置けたままでいいや」
など様々な理由で施錠していないケースが非常に多くあります。
裏を返せばしっかりと毎回施錠をすることで泥棒に入られる可能性を大きく下げることができます。
施錠はお金もかからず心待ち一つで実践できます。
玄関の施錠でどうしても億劫になってしまう方は、オートロック機能を導入するのもありだと思います。そうすれば玄関の閉め忘れは強制的に排除することが可能です。
また、「うちには取られるものもないし、大丈夫」という方も注意した方が良いです。泥棒が盗むのは現金や貴金属だけではありません。キャッシュカード、運転免許証、健康保険証、預金通帳から預金証書まであらゆるものを盗んでいきます。そしてこれらが悪用される可能性も十分にあります。
万が一にも被害に遭わないために、施錠を心がけていくことは重要です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は戸建の防犯性をあげる5つのポイントについてご紹介しました。
弊社では無料で見積を取らせていただいておりますが、
その際に現地に訪問し防犯診断を行っております。
これから防犯カメラを導入しようとしている方や、防犯カメラの更新をお考えの方は是非お声がけください。